ガンマナイフは、頭に金属の枠みたいなものを固定して行ないました。

照射に際して頭がずれて病変部を外したりすることがないように、ということでした。

特に痛みも副作用もなく終りました。

そして、その後1ヵ月間は全脳照射を行なうということでした。

全脳照射では、少量の放射線を何回にも分けて脳全体に照射します。

ガンマナイフでは狙いきれない小さく点在する病変部を焼く、というものでした。

これで脳の癌(がん)をやっつけるということでした。

一方で、肺の方の癌(がん)については、タキソテールという新しい抗がん剤を投与しましょう、という主治医の提案でした。

これに対しては、私は「しばらく考えさせて下さい」と言って帰ってきました。

肺のガンは、病院での治療法に頼らず、自分自身で治さなければならない、という気がしたのです。

病院の治療に100%頼る自分から脱皮した瞬間でした。

こうして、全脳照射を行ないながら「ドクターズセット」のサプリを大量に服用する日々が1ヵ月続きました。

「ドクターズセット」を飲んでからは不思議と体力が向上してくるような感じがありました。

2週間くらいすると、実際に食欲も少しでてきました。

全脳照射をする病棟には、私と同じように末期の癌(がん)患者の方々もたくさんいらしていました。

そういった方たちと顔馴染みになり、いろいろと話をするようになりました。

皆さん様々な治療法を併用されていらっしゃるということでした。

ある女性患者の方は、すっかり頭髪をなくされていました。

乳がんが再発し脳にも転移した為放射線の入院治療をされているということでした。

再発してから食事療法というのを始められたと言われていました。

なんでも玄米と野菜類しか食べない生活で、それで癌(がん)を退治された方が多いということでした。

私も「ドクターズセット」と合わせて始めてみようかと思いネットで調べてみました。

しかし、肝心の食事内容についてはインターネットには記載がありませんでした。

そういう治療法で商売をしている会社があるということはわかりました。

せっかくならその女性の方がかかっている会社でと思い、次回お会いした時に法人名を教えてもらおうと思いました。

しかし、その後その方とはお会いすることはありませんでした。

退院されるような体調には見受けられなかったので、もしや亡くなられてしまったのかと思いました。

戦友を失ったようなとても寂しくせつない気持になりました。

「明日は我が身」と悪い方にも考えてしまいました。

息子に言ったら、「その人は『ドクターズセット』を飲んでて駄目だったわけじゃないだろ、弱気になるなよ」と叱られました。